SMAP

SMAP(スマップ)は、「Sports Music Assemble People」の頭文字から命名され、1990年代から2010年代にかけて日本のエンターテインメント業界そのものを牽引した伝説的なグループです。彼らがデビューした1991年当時、音楽番組は次々と終了し「アイドル氷河期」と呼ばれていました。

「アイドルはカッコつけるもの」という固定観念を自ら破壊し、泥にまみれ、笑いを取り、そして舞台やドラマで極上のエンターテインメントを提供する。彼らはアイドルの『寿命』という概念そのものを消し去りました。

SMAPが歩んだ激動のタイムライン

1991年:逆境の中でのデビュー
『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビュー。しかし、先輩グループのように初登場1位を獲得できず、歌番組も無いというかつてない厳しいスタートでした。
1994年:ブレイクと初のミリオン
『夢がMORI MORI』等でバラエティの適性を示したのち、12thシングル『Hey Hey おおきに毎度あり』で初のオリコン1位を獲得。1998年の『夜空ノムコウ』でグループ初のミリオンセラーを達成します。
1996年:『SMAP×SMAP』放送開始
メンバーが本格的な料理を振る舞う「BISTRO SMAP」や、完成度の高いショートコント、そして豪華ゲストとの音楽ライブを全てこなす奇跡の番組がスタート。20年間続く長寿番組となりました。
2003年:歴史的アンセムの誕生
『世界に一つだけの花』がトリプルミリオン(300万枚超)を記録。教科書に掲載されるほどの国民的楽曲となり、彼らの存在は「ポップカルチャーの枠」を超えました。

圧倒的な「個」の才能とチームワーク

SMAPの最大の強みは、メンバー1人1人が日本トップクラスのMC、俳優、クリエイターとして独立できるほどの実力を持ちながら、グループとして集結した時の爆発力にありました。

中居 正広(なかい まさひろ)

稀代の天才MC&リーダー。紅白歌合戦の司会を幾度も務めるなど、司会者として圧倒的な地位を確立しながら、ライブではグループを俯瞰でプロデュースする大黒柱。

木村 拓哉(きむら たくや)

絶対的エース&トレンドセッター。『ロングバケーション』『HERO』などで視聴率30%超を連発し、「彼が演じた職業の志願者が増える」という社会現象を幾度も起こした平成のスター。

稲垣 吾郎(いながき ごろう)

エレガントなミステリアス貴族。文学や映画、ワインへの深い造詣を持ちつつ、バラエティでは躊躇なく三枚目を演じきるギャップが魅力。独自の空気感を持つグループの接着剤。

草彅 剛(くさなぎ つよし)

天才肌の憑依型アクター。普段の飾らない純粋な人柄から一転、ドラマや映画で役に入り込んだ際の鬼気迫る演技力は圧巻。ジーンズをこよなく愛するその人間性が広く愛されています。

香取 慎吾(かとり しんご)

ダイナミックな最年少クリエイター。「慎吾ママ」で日本中をハッピーにした底抜けの明るさの持ち主。コンサートの演出、衣装デザイン、アート制作まで手がける底知れぬ才能の塊。

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記憶に刻まれた名曲たち(Discography)

SMAPの楽曲には、最先端の海外クリエイターと日本の名だたる作詞家・作曲家が集結し、クオリティの高い音楽を提供し続けました。

🌃
夜空ノムコウ
1998年 / 自身初のミリオンセラー
🦁
らいおんハート
2000年 / R&Bに挑戦し大ヒット
🌻
世界に一つだけの花
2003年 / 現代日本におけるNo.1ソング
🎉
SHAKE / ダイナマイト
1996, 1997年 / ライブの大定番曲

SMAPが残した「現代アイドルの基盤」

2016年の活動終了に至るまで、彼らは常に日本の先頭を走り続けました。「バラエティ番組でMCを回す」「アイドルの枠を超えて一流俳優として主演を張る」という現在では当たり前の光景は、すべて彼らが血のにじむような努力で開拓してきた道です。

それぞれが信じた道を強烈な輝きを放ちながら進むグループ像は、アイドル史において永遠に語り継がれる金字塔です。

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